2. あ〜
nark： たれ込む
nerd： オタク
nurse： 看護婦
英語独特の母音の話
日本語の母音は、基本的には、あ、い、う、え、お、の五つしかない。実際には言葉によって変化はするようだが日本人の耳では区別していないし、出来ないことが多い。
英語の母音は種類が多い。今回は英語学習の経験から発見した「あ〜」の発音について書いてみる。
さて、同じ伸ばす発音でも苦手なのが、ｒ を伴なうやつだ。上に出した三つの単語の発音は代表的なものだと思う（選択した人の感性はちょって疑われるかも知れんが）。どれも「な〜」で始まるが、どれも発音は同じではない。発音記号を見てももうひとつ分からない。
これは実はつづりの通りに発音すればよいことを僕は発見した。ここで注意しなければならないのは、 ｒ があ〜るからといって（う〜、おやじギャグ）、舌を巻かないこと。ｒ の発音は舌を口の奥の方向へ僅かに引く程度でよい。
nark：ここでは ar だから、素直に「あ」の口を開けて「な〜」といいながら微妙に舌を引けばよい。簡単でしょう。
nerd：これは er だから、「え」の口をしながら「な〜」という。もちろん舌は僅かに引く程度でよい。「ね〜」と「な〜」を同時にいうようなもんかな。
nurse：これが一番分かりにくいのだが、上の二つから想像すれば ur だから、「う」の口をしながら「な〜」といい、舌を僅かに引くことがわかるだろう。「ぬ〜」と「な〜」を同時にいってみよう。
どうでしょうか、慣れるとそれほど難しくはないでしょう。ドイツ語にウムラオトというのがあるが、あれと同じだね。
ただし、以上はアメリカ英語の発音であって、イギリスやオーストラリアでは違うかもしれない。