4. My Colleague
聞き違いというのは誰でもあります。今回は私がアメリカ出張のときに飛行機の中で実際に見た笑い話のような聞き違い。少々自信はなですが、これを英語で再現してみましょう。日本語ですとちょっとシャレにならないんですが、訳はこちら。
On a jet plane for New York:
There was a business woman sitting on a window seat. A man was sitting on the aisle seat next to her.
She said to him,"Could you change your seat to 32B. There's my colleague. His seat is also on the aisle side."
The man looked at her surprisedly and said, "What? yyu..yyour?"
She nodded and said, "Yes, We'd appreciate it if you change the seats. We have to review our buisiness before we arrive in New York."
The man, looked perplexed, said, "You mean, he.., he review?? How smart..."
She said, "Mmh? Oh, yeah, he's so smart. He'll be glad to hear that."
The man finally agreed,"Ok, I'll go to his seat. That'll be safer anyway."
She said dubiously,"I don't know if it's safer or not, but thank you so much. I'll tell him to come here. Oh, stay here. He'll take your belongings."
The man stayed on his seat mumbling,"He takes my belongings? No way!"
Then there he comes and said to the man,"Hi, thank you for changing the seats. I'll take your belongings to that seat."
The man, surprised again, muttered, "Oh, he's not a dog."
本当はもっと単純な会話ですぐに気がついたんですが、そこを書いてしまうとタネがすぐばれてしまうので、かなり脚色しています。
***** Hint ********
dog ＆ colleague
********タネあかし********
かの男性は、女性が my colleague（私の同僚） と言ったのを、my collie（私のコリー犬）と聞き違えたんですね、飛行機の中ですのにね〜、犬が椅子に座ってるって思ったんでしょうか、そそっかしい人もいるもんだという、嘘のような本当の話でした。
同僚、職場仲間という意味ではcoworkerという方が一般的らしいです。そんなことも聞き違えの原因かもしれません。
訳
ニューヨーク行き飛行機の中で:
キャリアウーマンが窓側の席に座っていました。彼女のとなりの通路側には男性が座っていました。
彼女は「32Bの席の私の同僚（colleague コリーグ）と席を換わっていただけないかしら。彼の席も通路側なの」と彼にいいました。
男性は驚いて、「なんて？あ、あなたの？」
彼女はうなずきながら「ええ、彼がこちらにこれるとうれしいわ。わたしたち、ニューヨークにつく前に仕事の打ち合わせしなきゃならないの」
男性は、当惑した様子で「つまり、その、彼...打ち合わせ?? なんとまぁ賢い」
「ん？ えぇ、そう、彼ってとても頭いいのよ。あなたの言葉を聞いたら喜ぶわ。」
男性はとうとう同意して「オーケー、彼の席に行くよ、その方が安全だろうし」
彼女は怪訝そうに「安全かどうかはわからないけど、でもありがとう。彼にこちらに来るようにいうわ。あ、ここにいらして。あなたの持ち物は彼が運びますから。」
男性は席にすわったまま、ぶつくさ・・・「ぼくの持ち物をもってくって？ やめてくれよ！」
やがて男性のところに彼がやってきました、「やぁ、席を換わってくれてありがとう。あなたの持ち物はわたしが持っていきますよ。」
男性はまた驚いてつぶやいた「あれ、犬（collie コリー）じゃないや。」