機械的洗浄

ウッドデッキの機械的な方法による洗浄や補修とは、カンナがけ、ペーパーがけ、高圧洗浄などのことです。カンナがけは、表面を削り取るので、新鮮な新しい木の面が現れます。このためには、デッキ材を取り外し、機械カンナに通す必要があります。機械カンナはとても効果的ですが、デッキ部材を分解しなければなりませんので、使用には限界があります。また、カンナがけは表面層を削り取りますから、部材の寸法も変わります。

ペーパーがけは、不要な塗膜を取り除いて補修するには効果的な方法です。しかしながら、木表面を損なうこともあります。レッドウッドや杉では、サンディングにより過剰のタンニン樹脂がしみ出すことがよくあります。

高圧洗浄は、業者が一番好んで使う方法です。洗浄器は、加圧ジェット水を木表面に吹きつけます。加圧水は、効果的にチリ、カビ、藻、灰色風化物を取り除きます。また、不要塗膜の除去にも有効です。一部の業者は、化学的洗浄を行った後、高圧洗浄するのが、ベストだと言っています。

高圧洗浄器は、塗料店やホームセンターなどで、購入またはレンタルできます。初めて使う人は、圧力を上げ過ぎて木表面を傷つけないように、注意が必要です。適切に使わないと、窓やドア、サイディングなども傷つけることがあります。こうした理由から、化学的方法しか使わないDIY家が多いのです。



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しみ出し:bleeding そのままブリードという方がよいかもしれない。これは、サンディング時にすぐしみ出てくるのではなくて、塗料を塗った後、特に雨が降ったりしたときなどに、じわじわとしみ出して塗装面にシミを作ることを言っている。

レンタル:これは北米での話。日本では、塗料店やホームセンターではなく、レンタル専門業者があると思われる。